冷間鍛造
鍛造は金属をたたき成形することを意味します。
数ある鍛造の中で冷間(常温)で行われる鍛造を「冷間鍛造」と呼びます。
「冷間鍛造」は延性のよい材料に利用され、高強度で寸法精度の高い製品を作ることが可能(対して「熱間鍛造」は精度の高いものの製造は不向き)、加工物の表面の粗さも抑えることができます。
PDIでは主にシリンダー、インナーバレル等の精度が重視されるものへ採用しています。

パルソナイト

素材強度を低下させずに表面改質させる処理でSUS等に用いると黒みがかった仕様となります。その特徴は
1.熱処理歪みが極めて小さい、
2.寸法変化が少ない
3.耐摩耗性、披露強度に優れる
4.表面高度が飛躍的に向上するため表面が荒れない
5.被加工物の耐食性低下が少ない
という点が挙げられます。上記の特徴により各方面の精密部位への処理が行われ、内燃機関部品の疲労強度アップ、金型・工具などの寿命改善等に著しい効果 を発揮しています。
PDIが着目したのは、「精度」と「耐摩耗性」に細心の注意を払うことのできる処理方法としてシリンダー、ハンドル等に採用しています。

本文献はPDIが処理を依頼しております「日本パーカライジング株式会社」の WEB情報を引用しております。
詳細は右記リンク先より