「VSR ν(ニュー)トリガー リペアパーツ一覧&組込みマニュアル」
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VSR ν(ニュー)トリガー リペアパーツ一覧&組込みマニュアル
PDI製VSR用νトリガーは専用のリペアパーツを販売しています。
リペアパーツはVSR用、B↑(ボアアップ)用共に使用可能となっております。
(純正トリガーのリペアパーツではありません。純正トリガーとのシステムの違いはこちらのページを参照してください。)
以下にリペアパーツ一覧とそれぞれの組込み手順を記載してありますので、カスタム初心者の方はご参考にしてみてください。
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<まずはトリガーボックスを開けてみましょう>
トリガーボックスのフタは4カ所のネジで固定されています。
プラスドライバーで3カ所、六角レンチで1カ所(セットピン固定)のネジを外すとボックスのフタを開くことが出来ます。(ボックス裏にセットピンを固定する為のピンがありますが、前の4カ所を外すとフタは取り外せます)
ボックス内のパーツをセットした後は外したときと同じ手順でフタをボックスにネジで固定してください。
※セットピンを固定するネジはキツく締めすぎないようご注意ください。
※ボックスのフタを開く際は中の小さなパーツを落とさないよう、整理された机の上で水平にボックスを置いて行うようにしましょう。 |
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<図解ー断面図ー>
各パーツの名称をクリックするとそれぞれの説明、カート及び組込み手順へと飛ぶことが出来ます。
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<PDI製νトリガーと純正トリガーの違いについて>
・エンド部およびシアー形状の違い
・上記2点によるシリンダー内でのピストン動作の違い
・素材の違い
エンド部に掛かるシアーの面が斜めとなっている純正トリガーに比べ、PDI製νトリガーのシアー面は垂直となっており、しっかりとエンドに掛かるようになっています。
純正ピストンはエンド部と一体の構造になっていますので、PDI製νトリガー用エンドと組み合わせることは不可能です。
純正ピストンとνトリガーの組み合わせは、エンド部とシアーの掛かる面の角度が合わない為使用不可能です。(以下の図を参照)
基本的にPDI製νトリガーにはPDI製νトリガー用リペアパーツをご使用ください。(ピストンはPDI製のものをエンド部を付け替えてご使用ください)
詳しくはこちらのページも御覧になってください。 |
PDI製νトリガー付属のエンドは... |
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νトリガー専用SUS製エンド。
(VSR用νトリガーに1つ付属)
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S45C(鋼鉄)製ピストンシアー。ピストンエンド部に垂直にかかる為、しっかりと安定している。 |
上の図のように垂直にシアーが掛かる。純正ピストンを装着した場合シアーがうまくかからずピストンがシリンダー内で斜めになり内壁を擦ります。 |
純正ピストンのエンドは... |
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純正ピストンのエンド部。樹脂製でピストンと一体になっています。
※νトリガーをご購入されてもエンドを取り替えることは不可能 |
純正の亜鉛ダイキャスト製シアー。PDI製νトリガーと比べ、斜めになっている。また、亜鉛ダイキャスト製の為摩耗しやすい。 |
純正トリガーは上の図のように斜めにシアーが掛かります。純正トリガー内のパーツを交換する場合、バランスを崩し易く、また調整が難しくなっています。 |
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PDI製トリガー用スペアパーツ。
VSR用、B↑共用。
(
※純正トリガーへは使用不可)
トリガーシアー下方に装着されている、横から見たらやや台形になったスプリング。
御購入時はページ下部記載の項目に同意していただいたものとさせていただきます。
御熟読願います。 |
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<トリガーシアースプリング 組込み手順>
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1:やや台形になっているスプリングの広くなっている方をトリガー(下)向きにして、狭くなっている方をトリガーシアー下部にある凹んだ部分に合わせる。 |
2:スプリングを押さえつつ、ピン穴と合わせてトリガーシアーをボックスへセットする。 |
3:トリガーをセットし、眼鏡スプリングでトリガーシアーとトリガーのピンをつなぎ、それぞれの動きを連結させる。 |
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PDI製トリガー用スペアパーツ。 VSR用、B↑共用。 ( ※純正トリガーへは使用不可)
トリガーと動きが連結しシアーを動かすパーツ。
御購入時はページ下部記載の項目に同意していただいたものとさせていただきます。
御熟読願います。 |
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<トリガーシアー 組込み手順>
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1:トリガーシアープリングの広くなっている方をトリガー(下)向きにして、狭くなっている方をトリガーシアー下部にある凹んだ部分に合わせる。 |
2:スプリングを押さえつつ、ピン穴と合わせてトリガーシアーをボックスへセットする。 |
3:トリガーをセットし、眼鏡スプリングでトリガーシアーとトリガーのピンをつなぎ、それぞれの動きを連結させる。 |
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PDI製トリガー用スペアパーツ。 VSR用、B↑共用。
※純正トリガーへは使用不可となっております。
御購入時はページ下部記載の項目に同意していただいたものとさせていただきます。
御熟読願います。 |
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<トリガー 組込み手順>
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1:ピン穴に合わせてトリガーをトリガーボックスへセットする。 |
2:トリガーシアー部のピンとトリガー部のピンに眼鏡スプリングをセットし、動作を連結させる。 |
3:完成。眼鏡スプリングの向きを間違えなていないか確認しましょう。 |
<トリガープル調整について>
イモネジでトリガープルの距離を若干調整することが出来ます。以下の説明ではイモネジ穴が分かり易いようセットピンを取り外しています。セットピンを取り付けたままでも調整は可能です。
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1:
まずトリガーボックス下側(トリガーのすぐ近く)にトリガープル設定を固定する為のイモネジの穴があるので、六角レンチで緩める(反時計回り)
※上の図ではイモネジ穴がわかりやすいようセットピンを取り外しています。
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2:イモネジ穴に六角レンチを差し込みトリガープルの距離を微調整します。
・反時計回し:
トリガープルが重くなります。
・時計回し:
トリガープルが軽くなります |
3:調整後はボックス下側のイモネジを締めて設定を固定し、完了。
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PDI製トリガー用スペアパーツ。 VSR用、B↑共用。 ボックス内ではピストンシアー部に2つ、トリガーシアーとトリガー連結部に1つ使用する為、1セット3つ入りとなっております。
※純正トリガーへは使用不可となっております。
御購入時はページ下部記載の項目に同意していただいたものとさせていただきます。
御熟読願います。 |
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<眼鏡スプリング 組込み手順(ピストンシアー部)>
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1:ピストンシアー部には2つの眼鏡スプリンを使用します。1つはシアーの下に、もうひとつはシアーの上にセットします。
まず下のスプリングを上の図のようにセットします。 |
2:シアーをセットします。
眼鏡スプリングの向きが上の画像と同じになっているか確認してください。スプリングの方向が違うとトリガーが正常に作動しません。 |
3:シアーの上からセットする眼鏡スプリングの飛び出た先端がきちんとシアーにある穴(凹み)にはまっているかを確認してください。ここがはずれていると作動しません。 |
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<眼鏡スプリング 組込み手順(トリガーシアー&トリガー部)>
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1:トリガーシアー部のピンとトリガー部のピンに眼鏡スプリングをセットし、動作を連結させる。眼鏡スプリングの飛び出た先端がきちんとトリガーにある穴(凹み)にはまっているかを確認してください。 |
2:眼鏡スプリングの向きが上の画像と同じになっているか確認してください。スプリングの方向が違うとトリガーが正常に作動しません。 |
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PDI製トリガー用スペアパーツ。 VSR用、B↑共用。純正とは違い垂直にピストンのエンド部に垂直にひっかかります。その為エンド部もPDI製νトリガー用となっております。
※純正トリガーへは使用不可となっております。
御購入時はページ下部記載の項目に同意していただいたものとさせていただきます。
御熟読願います。 |
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<ピストンシアー 組込み手順>
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1:ピストンシアー部には2つの眼鏡スプリンを使用します。1つはシアーの下に、もうひとつはシアーの上にセットします。
まず、下のスプリングを上の図のようにセットします。
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2:シアーをセットします。 |
3:シアーの上からセットするスプリングの飛び出た先端がきちんとシアーにある穴(凹み)にはまっているかを確認してください。ここがはずれていると作動しません。 |
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PDI製トリガー用スペアパーツ。 VSR用、B↑共用。
※純正トリガーへは使用不可となっております。
御購入時はページ下部記載の項目に同意していただいたものとさせていただきます。
御熟読願います。 |
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<セットピン 組込み手順>
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1:トリガーボックスのフタを開けなくとも交換が可能です。セットピンを固定してあるネジを外します。 |
2:セットピン取り替え後は再びネジで固定して完了です。この時ネジをキツく締めすぎないようにしてください。(ネジが入りきって止まった後、少しキュっと締める程度 |
※裏のネジは緩めなくとも取外し可能です。取り替え後は表のネジを締めた後に裏のネジを締めてください。 |
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